HERR*SOMMER-夏目

現代ドイツ作家・詩人の紹介を主に・・・

メーリケ解明:

*愛犬ターキーとタルティーニ : メーリケ 書簡集 より

このポーズをとったターキーを見ていると声を出して笑ってしまいます。朝方、目覚めると声をかけてやるのですが、それはイタリアの作曲家タルティーニの「悪魔のトリル」を聞いている際に、誇張した演奏の特徴を呟いているときと変わらないのですから、きっ…

*母なる自然: メーリケ解明

*1875年のメーリケの死後、彼の才能を理解するひとは、ほんの一部にすぎなかったが、19世紀末になると次第にシュヴァーベン・アレマン地方で評価されはじめ、その後、H.ヴォルフWolfによってドイツリートと して作曲されると広く広まり、 メーリケの評価は今…

*「プラハへの旅路のモーツァルト」: メーリケ解明 

1834年30歳の時、ヴァインベルク近郊の牧師になったメーリケは母や姉のクララを呼び寄せ、そこでの9年間を生涯で最も幸せに暮らした。が、1841年に母が亡くなると彼自身も病気がちになるや40代で年金生活者となっていた。 その後、1850年46歳の時、シュトゥ…

* 抒情詩人 : メーリケ .

* ゲーテ以降で、その多様性と独創性でメーリケほど抒情詩において抜きんでた詩人は、そう多くは見当たらない。が、彼の生涯は決して耀いていたのではなかった。寧ろ、憂慮に富んだものであった。zB.弟の死、姉の衰弱、別の弟カールの政治活動による拘禁、ま…

*メーリケ解明 :書簡集 より

*1875年6月4日、シュトゥットガルトで亡くなったメーリケ(享年71歳)は、それより10年前に、すでに詩作は衰退していたが、最も旺盛だったのは1837年から38年にかけて(33歳から34歳)で、38年には150篇の詩を書き一冊に纏(まと)めていた。 彼の死の20年前に出た…