千年ものあいだ 寺院の廃墟のもとで わたしは 埋もれていた: 夕陽を受け 羊は草を 喰(は)み 花咲く草原で 羊飼いが 角笛を 吹き鳴らし そんな年月の巡るなか 千年ものあいだ 土の下に 横たわっていたのだ: だが この日 いま蘇り この眼で 緑の水を見つめる …
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