HERR*SOMMER-夏目

現代ドイツ作家・詩人の紹介を主に・・・

◎イエリコの壁と「ヨシュア記」;Vgl./ランゲッサー詩

 汝、喜ぶがよい;  キリストはパンを手に取ると、感謝を捧げ、民に配った・・ (福音書より):--->>>

 突如、吹き鳴らされた角笛の響きに激しく心動かされたように、神の憐みに感動すると  イエリコの壁

激しい音を立てて崩壊した。とともに 干ばつの地に 

勢いよく水流が入り込むと、民も牛も 

  皆歓び 目を輝かせた・・

        ***

 

・イエリコの壁とは・・:

--->旧約聖書に出てくるイエリコは、現在のパレスチナに位置する古代の町で世界最古の都市です。

 旧約聖書の「ヨシュア記」によると、イスラエルの民がエジプトから脱出し、神から下された約束の地カナンに入る際に最初に攻略した町でもある。。

この際、イスラエル民が神の指示に従い、7日間にわたりイエリコの城壁の周りを行進し、最後の日に角笛を吹き鳴らすと城壁が崩れ落ちた。・・ この出来事は、神の力と信仰の象徴として語られている。。

また、ヨシュア記のヨシュアモーセの後継者で、イスラエルの民を率いてカナンの地を征服した。・・

ヨシュア記」にはこんな内容が記されている。       1:--ヨルダン川イスラエルの民が渡る際、神の奇蹟により川の水が真っ二つに割れて止まり、乾いた地を渡ることができた。また、辿り着き征服した豊かな土地であり農業や牧畜に適したカナンの地は、イスラエルの12部族に分配される。イスラエルの民には、カナンの地は新たな生活と繁栄の象徴で、神の約束した成就でもあり、この土地は 信仰と希望の顕れであった。。。

このように「ヨシュア記」は信仰と従順の重要性を述べ、神の約束とその成就を書いたものである。>>>