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HERR*SOMMER-夏目

現代ドイツ作家・詩人の紹介を主に・・・

*ドイツリート と ヴォルフ と メーリケ ④

 

*1875年のメーリケの死後、彼の才能を理解するひとは、ほんの一部にすぎなかったが、19世紀末になると、次第にシュヴァーベン・アレマン地方で評価されはじめ、その後、H.ヴォルフWolf/によってドイツリートと して作曲されると広く広まり、 メーリケの評価は今日に至っているのである。    

*[メーリケ・愛の書簡集] より:---

  母なる自然よ、わが身をいつまでも、癒し給わんことを・・ 

*ぼくは最近、こんなことに気付いたのですが、つまり、普段は非常に厳しい冬も、それがいかに、人の心を遠ざけているとしても、元来、自然の極めて純粋な本質にすぎない、ということです。きみが広大に拡がる白い平原を、例えば、高みから見たとしますね。そして静かな小さな村の背後に突き出た尖塔のような碧いアルプスが、幽かに漂う霧の中に浮かぶ雄大な姿を目の当たりに見たとしますね。すると、そんな時、澄みきった大気中に、天高くから覆われていないものは何一つないので、喜びや、きりっと引き締まった感情はきみにもきっと、伝わってくるでしょうし、また、穏やかな春になれば、祝祭を催したいという気分になるように、こういった気分はおそらく、高まってくるというものなのです。*Aus; Morikes Brautbriefen.    

                         Reclam   ebd.   S.46..Natur